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2019.07.27 更新ドローン
『飛行情報共有システム』利用義務化(一部条件あり)
『飛行情報共有システム』利用義務化(一部条件あり)

こんにちは。高萩ユーフィールドです。

 

昨日(2019/7/26)、「無人航空機の飛行に関する許可・承認の審査要領」の一部が改正されましたので、その話題です。

 

改正の内容について対比表が出ていないのですが、一番の目玉(だと思っているもの)は『飛行情報共有システム』の利用義務化についてではないでしょうか。

 

これは、

今後、新たに航空法に基づく許可・承認を受け、飛行を行う場合は、その都度、飛行前に「飛行情報共有システム」を利用して飛行経路に係る他の無人航空機の飛行予定の情報等を確認するとともに、当該システムへ飛行予定の情報を入力することが必要

新着情報より)になるというものです。

 

■全ての飛行で入力が必要なのか

 

上記引用を確認すると、

今後、新たに航空法に基づく許可・承認を受け、飛行を行う場合は、その都度、飛行前に「飛行情報共有システム」を利用

という事なので、まだ有効期限の残っている取得済みの許可・承認に基づく飛行については義務ではないという解釈ができます。

 

また、航空法上の許可・承認が必要ではない飛行も入力の義務はないという事にもなるかと思います。

 

入力し忘れた場合の罰則はあるのか

 

飛行前にシステムへの入力が行われる事が求められていますが、入力し忘れや入力できない状況だった場合はどのようになるのでしょうか。

 

罰則があるかについては、パブリックコメントの結果

許可等の条件に従わなかった場合には、許可等の取り消し 又は新たな条件が付される可能性があります。

と、ありますので、例えパソコンに疎い方でも、入力が必要な状況での飛行の場合には代理の方に対応してもらうなどをしてでも、必ず行う事になりそうです。

 

ただし、

飛行情報共有システムが停電等で利用できない場合、また は専ら公益を図る目的での飛行であって、飛行予定を秘匿 する特段の必要性が存し、飛行予定の情報共有により無人 航空機を飛行させる者の正当な業務に著しい支障が発生 すると認められる場合は飛行情報共有システムへの入力は 不要とします。

ともありますので、状況や条件に依っては例外的に入力が不要なケースもあるようですね。

 

ドローンパイロットとしての所感

 

今後のドローンの産業利用の広がりによる空の混雑を考えれば、今から飛行情報を共有するシステムを利用していくのには賛成です。

 

確かに入力が煩雑であったり、実際に入力した情報が使われている実感のない状況では少々萎えますが、このシステム導入により、空港やヘリポートへの事前連絡の簡略化、飛行履歴提出の免除、何より、安全なドローンフライトに繋がればと期待しております。